【テレワーク 環境構築】構築方法・費用

テレワークの環境構築を種類別に解説!導入にかかる費用なども紹介

テレワークの環境構築をより完全なものにしたい、本格的にテレワークを構築したいと思っても様々な方法があり、導入コストも発生します。具体的にどのような環境構築の方法があるのか、環境構築にはどのくらいの費用が発生するのか解説していきます。

【テレワーク 環境構築】テレワークを構築する方法についてご紹介

build a telework

テレワークの構築方法は、業務形態や扱うデータの種類などで細分化できます。代表的なものやそれぞれの方法、どのような組織に向いているのか、気になったものから参考にしてみましょう。

リモートデスクトップ

オフィスで利用しているパソコンの環境をインターネット経由によりリモートでそのまま利用できる方法です。

タブレットなどでも利用でき、デバイスの種類・性能に依存しません。組織のメンバーが多く持っているデバイスが幅広い場合、非常に高い効果を発揮します。また、社内のネットワークに直接的な影響がないため情報漏洩のリスクも比較的小さいことが特徴です。

仮想デスクトップ方式

各自のパソコンから仮想的なデスクトップにログインして作業する方式です。

オフィス内のサーバーに複数のOSを起動させるため、すべての情報が直接サーバーに保管され環境も一括管理できるため、管理コストや情報漏洩リスクを小さくできます。

サーバリソースの共有を行うため、複数人が高負荷の処理をする業務には不向きというデメリットもあります。組織の人数が少ない、もしくは高負荷の作業が発生しない組織におすすめの方式です。

クラウドアプリケーション

AWSやGCPのようなクラウドサービスを利用した方法です。

基本的には各自のPC上で環境構築なしで作業できます。オフィスの端末も不要です。また、セキュリティ対策も基本的にはクラウドサービス上で設定ができるため、VPNや設備内のサーバーを用意する必要もありません。

導入にかかる初期費用・手間も小さく、高度なセキュリティ対策が必要でない組織に幅広くおすすめできます。

会社PCをそのまま持ち出す

オフィス内で使っているPCを自宅のネットにつないで作業をする方法です。初期投資が不要で手軽に始められます。セキュリティ対策が必要なデータを扱わない、ローカルPCで完結することが多い業務を担当する組織におすすめです。

【テレワーク 環境構築】テレワークを構築する際に想定される費用とは

expected cost

テレワークにどのくらいの導入費用が想定されるのかは、組織の規模や導入する方式により変わります。一般的に想定されるものを紹介します。

ITツール

テレワークに欠かせないITツールの利用料ですが、無料枠では非常に短い時間しか使えないなどの制約があります。そのため、テレワークの環境構築をする場合、有料プランの契約がおすすめです。費用感としてはZoomの1ライセンスで2万円/年~となります。

また、勤怠管理ツール、セキュリティソフト対策などテレワークにおいて必須のサービスなども検討が必要となりますが、高額なものである必要はありません。勤怠管理ツールのジョブカンなどは最もハイグレードなプラン4でも月額500円程度で済みます。

クラウドサービス費用

テレワークでクラウドサービスを使う場合は費用が発生します。

AWS・GCP・Azureなどありますが、AWSは従量課金のため年間契約ではありません。使った分だけ費用が上乗せされていくため、あらかじめアラート設定などを忘れないようにしましょう。

デバイスや周辺機器

テレワークの導入で各社員の環境構築に必要な周辺機器のコストがかかります。

通信費や外部ディスプレイなど、テレワークで生産性を維持するには欠かせないアイテムへのコストは惜しまないようにしましょう。

テレワークの環境構築をしてオフィスフリーに!

テレワークの環境構築は一見すると手間に見えますが、一度しっかりと構築してしまえばほとんど工数は発生しません。実際に複数の環境構築方法がありますが、それぞれの組織構造や業務にあったものを選びましょう。

環境構築に必要な費用もそれぞれありますが、理想的な環境や予算と相談しつつ社員の働きやすいテレワーク環境を構築するなら株式会社グラナートアレンジメントにご相談ください。