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【CAMP×Wi-Fi】長野県斑尾高原の「どんぐり村」様にCAMP×Wi-Fiを導入させていただきました。

長野県斑尾高原にある、「どんぐり村」様に、CAMP×Wi-Fiを導入させていただきました。以前にもWi-Fi環境構築をさせていただいたのですが、Wi-Fiの電波が届きにくい場所があるという課題がある状態であったため、その課題をクリアすることが目的です。

今回は、親機1台(Ubiquity NanostaionM2)と無線中継子機2台(親機と同じ)という構成で 離れたコテージ4棟を無線中継+有線LAN配線で敷地内のほぼ全域にWi-Fi環境を構築する(インターネット回線を無線でつなぐ)コンセプト。CAMP×Wi-Fiでは、「極力有線LANの配線をせず、コストを削減する」という設計方針ですので、要所要所で無線中継を導入するにこだわっております。

NanostationM2はアクセスポイントとしてWi-Fiの電波を出力するモード(最大300メートルまで利用可能)とバックボーン通信(最大2キロまでの無線中継)モードを選ぶことができ、当社実測で100メートルから800メートルまでは中継時のスループットがほとんど低下しないことが確認できています。さすが理論値2キロ。定価で105,000円と、当社が仕入れることができる屋外用機器の中ではコスパがダントツに高いモデルです。

親機、子機ともにバックボーン通信モードに徹し通信のスループットを確保。屋内のアクセスポイントはBuffalo社製の屋内用アクセスポイントWAPM-2133TRWAPS-1266を、コテージの広さと収容人数に応じてそれぞれ配置。インターネット回線からの機器接続を順番に説明すると、インターネット回線用のルーター→親機→中継子機→屋内AP という順番。中継子機がHUBの役割をし、更にBuffalo社製アクセスポイントにもLANポートが2つあるためこちらもHUB使いができ、柔軟な構成が可能。別途スイッチングHUBいらずでその分のコストを削減できます。今回はWiFi接続するクライアントしかない前提なので、無線中継器と建屋の中のアクセスポイントを接続するためのポート数だけあれば問題ありませんでした。

実測値で、今回設置した子機側の全コテージ内でのGoogleスピードテストでは、ダウンロード70Mbps前後、アップロード50Mbps前後。速度に詳しい方が見ると一見あまり早くないと感じるかもしれませんが、これだけ速度がでていればSNSもストリーミング動画配信、Zoomなどのオンラインミーティングも快適に利用できますし、これがどのコテージでも同じ速度を保持できています。(NanostationM2は2.4Gのチャネルボンディング無し20MHz仕様、最大スループット150Mbpsなのでそれを考慮に入れると結果は上々です。)

下の写真の、窓の左側に、白い長方形の物体が見えますでしょうか。これが親機(Ubiquity NanostationM2

↓子機側から見た、親機取り付け棟(一番背の高い建物)

↓子機取付中。機械は親機と同じ機器(Ubiquity  NanostationM2

↓どんぐり村全体写真。この敷地内、一部の建屋を除いて屋内外全エリア快適な無線LAN(Wi-Fi)環境が整い、前回導入時からあった課題を解決しました。一部のコテージについてはコストの関係で来期へ持ち越しました。

新たにキャンプエリア(テントが貼れるデッキあり)を造成中で、来年には使用できる見込み。

ぜひ、快適なWi-Fi環境が整った「どんぐり村」でキャンプライフ、ワーケーションライフを。

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